お久しぶりです!五十瀬エイビです。
もう月記と化していて申し訳ありません・・・・
聞いてください・・・・休みが、二週間に・・・・・・一回しかないんです・・・・・・ええ、0.5回なんですよ。
残業がね・・・・・・・たぶん・・・・・・・・すごいんですよ・・・・・・
おっと、仕事の愚痴をこぼすと限りがなくなっちゃいますのでやめますね。
そう、タイトルにも描きましたけど、人・ 間 ・失 ・格 みてきました。
原作を読んで、面白かったのでみにいったのですが(とうまくん目当てなんかじゃないんだから!)なんか、すっきりしませんでした。
まあ、日本文学ってそんなもんじゃないですか。
でも、原作読んだときにもうすこしすっきりした気がするんですよね?
なんだろう・・・・この読後の違い・・・・・・
あ、とうまくんには2010年セクシーで賞と人類ナンバーワンヒモ男の称号をプレゼントしたくなりました。
以下、ちょっと思いついた甘陸を途中まで。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
むかし、著名な兵法家は「勝ちすぎてはいけない」と言った。
それは春秋戦国の御世、各国が争い覇権をめぐっていたときに考え出された。
ある国が大勝しすぎると敗戦国がそれにより怨恨を蓄えて、のちの手ひどい逆襲が創造されるからだ。
陸遜はその教訓を昔話のうちのひとつに過ぎないと思っていた。
なぜならこの三国の御世はいろいろな勢力を完全に滅ぼして成り立っているからだ。先人の教えのとおりならば、三つの国はどこかで手ひどい反逆や民の畏怖を買うべきだ。
陸遜が知る限りでは先人が危惧した事態にまで怨恨が蓄積しているわけではない。
しかし、だ、陸遜は目の前の現状にため息をついた。
(勝ちすぎる結果は内の均衡も壊すのですね・・・・)
先日、小規模な遠征が行われた。
甘寧将軍を長としたその軍は、驚くほど早く一城を陥落させた。
その知らせに呉の城内は沸いた。帰還した甘寧は、王直々に祝辞をもらい、昇進もした。
誰しもが次の戦果を期待していた。
そして次に出された勅旨は、「後方支援」だった。
城中がいぶかしんだのいうまでもない。
先の戦の英雄を後ろに下げるのだ。そこに何の意図もないわけがない。
その場に居合わせた聡い人間はこの命令が、他の武将の嫉妬心から出たものだということに気づいていただろう。暗く、笑う数人の男の気配に陸遜は顔をしかめたのだった。
男たちが甘寧から取り上げたのは、戦果に近い配備以外にもあった。
彼が手足とも頼む兵だ。
いかなるときも一緒に訓練してきたいわば「甘寧軍」の面々が、今回甘寧将軍から切り離され別の将軍の指揮下にある。徹底的にこのたびの戦では甘寧に功を取らせないようだ。
そして今回、彼の精兵はいま陸遜の配下となっている。